REMNET DESIGN ARCHIVE / CASE STUDY 07SAME TEXT / SIX VISUAL LANGUAGES

CALLOUT IMPRESSION TEST / TO のっつ

CALLOUT
LAB

「AI製っぽく見えると言われた。でも、どう直せばAI製っぽくなくなるのか分からない」。その困りごとを、見た目の正解探しではなく、同じ文章を別の器へ移す比較実験にしてみました。

REFERENCEPUBLIC POST

制作のきっかけとして参照した公開投稿

のっつさん(@Nottsu_fun26)の、UIデザインについての問題提起をきっかけに、この比較実験を制作しました。

参照した元の投稿を見る ↗

本ページでは、投稿本文や投稿画像を転載せず、元の公開投稿へのリンクと、そこから着想したREMNET_K_B_D_S自身の実験結果だけを掲載しています。

本作品はREMNET_K_B_D_SとCodex PMによる個人制作であり、投稿者ご本人が制作・監修・推奨したものではありません。

リンク掲載やお名前の表記について気になる点がありましたら、@REMNET_K_B_D_Sまでお知らせください。ご本人からご希望があった場合は、確認のうえ変更または削除いたします。

METHOD

比較条件を揃えるため、以下の注意文をすべての見本で使います。変えるのは、色・罫線・書体・余白・情報の置き場所だけです。

共通の注意文:
このプログラムは、画面に表示された情報を読み取るだけです。予期しない動作が起こらないとは限りません。内容を確認したうえで、自己責任でご利用ください。

BASELINE

丸い紫色のコールアウト

丸い角、濃い背景、色付きの左線。この組み合わせ自体は昔から存在し、AIだけのものではありません。今回は比較の出発点として置いています。

01BLUE TERMINAL

青画面では、注意文が「命令」になる。

装飾されたカードではなく、端末が出した状態報告として読ませる。

REPRODUCE / コードを見る
.notice {
  color: #f5f4df;
  background: #06158f;
  border: 2px solid currentColor;
  font-family: Consolas, monospace;
}
.notice-title {
  color: #06158f;
  background: #f5f4df;
}
02LAVENDER / GRAY

薄紫では、注意文が「道具の会話」になる。

古いOSのダイアログとして、何かの操作中に現れた情報に見せる。

REPRODUCE / コードを見る
.dialog {
  background: #c7c7c7;
  border: 2px solid;
  border-color: #f3f3f3 #38363d
                #38363d #f3f3f3;
}
.titlebar {
  color: white;
  background: #675184;
}
03GRAPH PAPER

方眼では、注意文にも住所ができる。

コールアウトを浮かせず、紙面構造の一部として固定する。

REPRODUCE / コードを見る
.note {
  display: grid;
  grid-template-columns: 64px 1fr;
  border: 1px solid #151512;
}
.mark {
  color: #f1ede3;
  background: #a33624;
}
04TECHNICAL LEDGER

台帳では、注意文が「記録」になる。

管理番号と追記を置き、後から確認された文書のように見せる。

REPRODUCE / コードを見る
.notice {
  color: #332f28;
  background: #dfd4bb;
  border-top: 3px double currentColor;
  border-bottom: 1px solid currentColor;
  font-family: "Courier New", monospace;
}
05ONE COLOR BOARD

緑一色では、注意文が「情報の一枠」になる。

特別なカードにせず、番号付きの掲示項目として並べる。

REPRODUCE / コードを見る
.notice {
  display: grid;
  grid-template-columns: 86px 1fr;
  color: #008b62;
  background: #f2f3eb;
  border: 1px solid currentColor;
}
06ASCII ZINE

ASCIIでは、注意文が「手作業」になる。

画像も角丸も使わず、記号と空白だけで境界を描く。

+----------------------------------------------------------+
| [!] IMPORTANT / REMNET NOTICE                           |
+----------------------------------------------------------+
| このプログラムは、画面に表示された情報を読み取るだけです。 |
| 予期しない動作が起こらないとは限りません。                 |
| 内容を確認し、自己責任でご利用ください。                    |
+----------------------------------------------------------+
| STATUS: READ BEFORE USE / ANSWER: YOURS                 |
+----------------------------------------------------------+
REPRODUCE / コードを見る
<pre class="ascii-notice">
+------------------------------+
| [!] IMPORTANT                |
+------------------------------+
| ここに注意文を入れます。       |
+------------------------------+
</pre>

.ascii-notice {
  white-space: pre-wrap;
  font-family: monospace;
}

観察結果:文章は同じ。でも、役割が違って見える。

命令、会話、住所、記録、掲示、手作業。文章を囲う形が変わると、読む人が想像する「誰が・なぜ作ったのか」まで変わる。

結論:角丸を消せば人間製、ではない。

どのデザインもAIで生成できるし、人間も作れる。「AIっぽさ」を完全に消す方法ではなく、見慣れた組み合わせを一度ほどき、別の理由で組み直すための実験です。

好きなのを自分で選べ・参考にしてな。